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プロが伝授!福岡で低価格で手早くポスター印刷をする方法
ポスターは、一般的に駅や商業施設などの壁面、柱などに掲示するために制作された宣伝用の貼り紙を指します。しかし、ポスターは商品やイベントを告知するためだけのものではありません。医学や自然科学系の学会では、研究の成果をポスターで説明するポスターセッションが開催されます。ポスターは宣伝だけでなく、研究発表のツールとしても利用されているのです。
商品やイベントの告知をするポスターも学会ポスターも、ポスターは多くの人の目に留まるよう、インパクトを与えるものでなければなりません。人目を惹きつけるためには、ポスターのデザインにも工夫が必要ですが、印刷の美しさにもこだわる必要があるでしょう。会社や研究室にあるプリンターでは、大判ポスターの印刷は難しくなります。美しいポスターを製作する場合は、印刷会社でのポスター印刷をおすすめします。
今回は、福岡の老舗印刷会社が、低価格で高品質のポスター印刷を行う方法についてご説明します。
目次
福岡でコスパ抜群なポスター印刷をするなら押さえておきたいこと
イベントを告知するイベントポスターは期間限定で掲示するため、印刷にかかる費用はできるだけ抑えておきたいと考えるケースが多いのではないでしょうか。また、限られた研究予算の中から製作する学会ポスターも美しい仕上がりと低コストを両立することができれば、削減できた印刷費用を研究費用に回すこともできます。
では、福岡でコストパフォーマンスの高いポスター印刷をするのであれば、どのような点に気を付ければいいのでしょうか。低価格のポスター印刷を実現するコツをご紹介します。
低価格ポスターの印刷する際のコツ
ポスター印刷の価格は、使用するインクの色数や選ぶ用紙の大きさ、用紙の種類、印刷部数、納期などによって変わってきます。
印刷の色数
カラー印刷の場合、使用するインクの数は増えるため、費用は高くなります。反対に1色のインクのみを使うモノクロ印刷や2色刷りの場合は、使用するインクの数が少なくなるため、印刷費用は安く抑えられます。
ただし、モノクロ印刷や2色刷りのポスターに比べ、カラー印刷で製作したカラフルなポスターの方が人目を惹きやすい傾向にあります。価格を抑えるために色数を抑えるのであれば、モノクロ印刷や2色刷りだからこそ表現できるインパクトのあるデザインを作成することが大切です。
用紙の種類
選ぶ用紙の種類によってもポスター印刷の価格は変わります。ポスター印刷では上質紙やコート紙、光沢紙、マット紙、合成紙などが使用されることが多くなります。安価にポスター印刷をしたい場合は、上質紙を選ぶと印刷価格を抑えられますが、耐水性がないために屋外の掲出には向いておらず、写真の再現には適していないといったデメリットもあります。
また、厚手の紙の方がしっかりとしたポスターを製作できますが、価格は高めになります。用紙選びの際には、ポスターの目的に合わせ、価格とのバランスを考えながら用紙を選ぶことをおすすめします。
福岡の西日本高速印刷では、価格と品質のバランスが良い厚手コート紙と光沢フォト用紙を中心に取り扱っています。また、表面にポリプロピレンのフィルムを圧着させ、光沢感を向上させるPP加工にも対応しています。
用紙の大きさ
ポスターを印刷する用紙の大きさによっても、印刷価格は変わります。大きいサイズの方が印刷コストは高くなりますが、ポスターを掲出する場所や学会によってポスターのサイズは決められているため、規定に合わせたサイズの用紙を選びましょう。
印刷部数
ポスター印刷に限ったことではありませんが、印刷会社に印刷を依頼する場合、印刷部数によって価格は大きく変わってきます。福岡の老舗印刷会社である西日本高速印刷で、学会ポスターに用いられることが多いA0サイズのポスターとイベントポスターに利用されることが多いA2サイズのポスター印刷をした場合を例にご説明しましょう。
厚手コート紙で印刷をした場合、ポスター1枚の印刷をご注文いただく場合の印刷価格はA0サイズの単価は1枚4,280円、A2サイズの単価は1枚2,200円です。しかし、10枚の印刷をご注文いただいた場合、1枚当たりの単価はA0サイズが3,670円、A2サイズが1,960円となります。さらに30枚以上をまとめてご注文いただくと、より安い単価でご提案が可能です。
学会ポスターの場合は、多くの部数を発注する必要はないでしょう。しかし、多くの場所に掲出するイベントポスターや商品、サービス差を紹介するポスターを製作する場合はある程度まとまった部数を発注した方が価格を抑えられます。
納期
発注から納品までの期間が短くなるほど、ポスター印刷にかかる価格は高くなります。反対に、納品までのスケジュールに余裕があるほど価格は安くなる傾向にあります。
納期の違いによって印刷価格は異なりますが、ポスターの仕上がりに差が生じるわけではありません。短い納期で印刷しなければならない場合、印刷会社も製作のスケジュールを調整しなければならず、場合によっては時間外労働が必要になるケースもあるのです。そのため、短納期の発注については価格を高めに設定しているケースが多くなります。
したがって、できるだけ印刷価格を抑えたいのであれば、スケジュールの余裕を持って準備し、発注することをおすすめします。
用紙の持ち込みでコストダウンはできる?
ポスター印刷用の用紙を印刷会社に持ち込めば、ポスター印刷のコストを抑えられるのではと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、多くの印刷会社ではポスター印刷の用紙の持ち込みは受け付けていません。印刷機と用紙には相性があるため、用紙の質によっては印刷品質に問題が生じる可能性があるのです。
また、高品質のポスターを製作するためには、用紙を印刷機内に送る際のずれを最小限に抑える必要があり、そのためには用紙ごとに設定を決める必要があります。しかし、用紙を持ち込む場合、その用紙のクセが分からないため、用紙に合わせて設定を変えることが難しく、美しく仕上げられない可能性が出てきます。
このような理由から、多くの印刷会社ではポスター印刷の用紙の持ち込みは受け付けていません。したがって、ポスター印刷用紙の持ち込みによるコストダウンは難しいといえるでしょう。
ポスター印刷の基本: サイズと用紙の選択
ポスターは、用紙の大きさや種類によって見た目の印象が変わります。ポスター印刷に適したサイズや用紙についてご説明します。
A2とB2サイズの違いと選び方
ポスターにはさまざまなサイズがあります。学会ポスターにはA0サイズを用いるケースが多くなりますが、広告ポスターやイベントポスターの場合はA2サイズやB2サイズが用いられます。
A2サイズは420mm×594mmの大きさで、A4用紙の4倍の大きさになります。ポスターとしてはやや小さめの大きさになるため、近い距離で見る場合に適したサイズです。
また、B2サイズは515mm×728mmの大きさで、A2サイズに比べると一回り大きなサイズとなります。遠くから見る場合にはB2サイズが合っているでしょう。
ポスターを掲出する場所によって大きさについての指定がある場合は、掲出ルールに従わなければなりませんが、特にルールがない場合には掲出場所の特徴に合わせてサイズを選ぶようにしましょう。例えば、駅のように遠くからでも目立つように掲出する場合には、B2サイズが向いています。反対に、スーパーなどの袋詰めコーナーに貼る場合など、近い距離から眺めることを想定しているときにはA2サイズの方が見やすくなります。
ポスター用紙によって雰囲気が変わる?
ポスター用紙には、さまざまな種類があり、用紙によって特徴が変わります。例えば、光沢紙はツヤがあり、インクの滲みが少ないため色を再現しやすく、写真などを美しく見せることができます。写真を多く使用している場合や高級感を演出したい場合などにおすすめです。
また、ツヤを抑えたマットコート紙は光沢紙に比べて光の反射が少ないため、文字が読みやすいというメリットがあります。文字を中心とした学会ポスターやイラストを用いたポスターを製作したい場合、落ち着いた印象のポスターを作りたい場合には、マットコート紙が適しているでしょう。
最新のポスター印刷技術について
ポスター印刷の方法には、デジタル印刷とオフセット印刷があります。それぞれの特徴をご紹介します。
デジタル印刷について
デジタル印刷は「版」を作らず、デジタルデータから直接紙に印刷をする印刷法です。版とは印刷のためのデータをデザインした板のことで、デジタル印刷では版を作る工程が不要となるため、その分の制作コストや時間を削減できます。そのため、少部数でも安価にスピーディーに印刷ができるという特徴があります。
ただし、デジタル印刷ではオフセット印刷に比べると色の表現の幅に制限があるため、仕上がりはオフセット印刷の方が美しくなります。また、大量印刷の場合はコストが高くなるというデメリットもあります。
オフセット印刷について
平板印刷とも呼ばれ、さまざまな印刷物に広く用いられている現在の主流となっている印刷法です。オフセット印刷では版を作り、1枚の紙に4つの色を刷り重ねることで、鮮明かつ美しい色合いを表現します。オフセット印刷は、版を作るためのコストが必要になりますが、製作した版は繰り返し使用できるため、大量印刷の場合、コストを抑えることができます。また、オフセット印刷ではデータを細かい網点に変換し、網点の大きさや数などを調整することで色の濃淡を表現するため、滲みにくく、細部まで鮮やかな印刷物の作成が可能です。
しかしながら、少量の印刷の場合であっても版を作成しなければならないため、オフセット印刷の場合、少部数の印刷ではコストが高くなる可能性があります。
コストを抑えたポスターの印刷は「西日本高速印刷」にお任せください!
ポスター印刷をする際には、掲出する場所に合わせたサイズの用紙を選び、内容に合わせた用紙を選ぶことが大切です。また、発注部数によっても印刷価格は変わるため、イベントポスターや商品の宣伝ポスターなど、掲出箇所が多い場合などはまとめて発注した方がコストを抑えられます。
創業70年以上の歴史を持つ福岡の西日本高速印刷では、高品質のポスター印刷をリーズナブルな価格で提供しています。用紙の選び方や用紙サイズにお悩みの場合は、ポスターの用途をお伺いしたうえで老舗印刷会社ならではのノウハウを活かし、適切なアドバイスをさせていただきます。福岡近隣で、低価格で高品質なポスター印刷ができる印刷会社をお探しの場合は、お気軽に当社までご相談ください。
【監修者コメント】
ポスターというと、商品やイベントなどの宣伝で使用されるイメージが強いと思いますが、博物館などの展示物に関する説明文や、室内インテリアとして利用されるケースなどもあり、思った以上にその使い勝手は多種多様です。
その為、使い勝手の幅が広い分、費用や作業面でのコストも様々なパターンが考えられ、例えばPP加工をすれば加工面に撥水性が生まれて汚れが拭き取りやすく付きづらくなりますが、もちろんその分費用や作業時間は増してしまいます。
デジタル印刷とオフセット印刷のチョイスに関しても、部数や価格などを軸に予算と見合わせて選択するのがベーシックだと思いますが、2つの印刷には仕上がり具合に特徴がありますので、印刷方法の特徴もぜひ加味して頂きたいところです。
近年ではデジタル印刷の方が劣ると言われていた細かな絵柄やグラデーションの再現なども、印刷機の精度向上に伴い旧来のデジタル印刷と比べると格段にその精度はアップしていますが、より細部までの鮮明さを考慮する場合には、やはりオフセット印刷をオススメします。
仕様が複雑になれば費用も納期もかさむのは必定ですので、本当に必要な印刷方法や用紙種類、加工なのかを検討しながら決定していくといいでしょう。
■監修者プロフィール
株式会社ウイングフォーム 代表取締役 伊藤友也
広告代理店勤務を経て、地元である埼玉県さいたま市地域の広告物に特化して取り組める環境をと思い、株式会社ウイングフォームを起業。主に企業や飲食店のチラシや封筒、ポスターなどのDTP印刷、ホームページ制作および広告代理業などを行い、地元地域のみならず各地域クライアントが「根差すPR」を目指して展開。会社やお店だけでなく個人の依頼も取り扱い、数量の少ない印刷物や小回りの利くちょっとした制作物を低価格で制作できるよう努めている。