福岡市の印刷所が教える!コストを抑えた大量チラシ印刷のコツ

福岡市の印刷所が教える!コストを抑えた大量チラシ印刷のコツ

スマートフォンやインターネットが発達した今でも、チラシは有効な集客手段です。チラシの魅力は、広い範囲に低いコストで配布できる点でしょう。また、チラシは紙だからこそ、長期保存につながる可能性もあり、すぐに購買活動にはつながらなくても、将来の見込み客につながる可能性も秘めています。しかしながら、低コストの宣伝方法であるチラシの配布も、大量のチラシを印刷するのであればそれなりの印刷費用がかかり、印刷にかかるコストをできるだけ抑えたいと考える会社も少なくないはずです。
そこで今回は、福岡市の老舗印刷会社がコストを抑えて大量のチラシ印刷を実現するコツをご紹介します。

目次

福岡市でチラシ印刷をするなら!西日本高速印刷にお任せを!

西日本高速印刷は、福岡市で70年以上、チラシ印刷やパンフレット作成などを行ってきた老舗の印刷会社です。福岡市内の企業はもちろん、全国のさまざまな企業のチラシ印刷を担当してきた当社が、チラシ印刷の基本的な知識や印刷会社に任せるメリットをご説明します。

チラシ印刷の基礎知識:用語や基本的なご依頼の流れ

「チラシ」とは、商品やサービス、イベントなどの宣伝を目的とした印刷物です。チラシは、パンフレットのように複数枚の紙で構成されるものではなく、薄い用紙1枚に印刷された広告物で、代表的なものに新聞の「折り込み」チラシがあります。その他、チラシには「ポスティング」用としてポストに投函されるものや街中で配布するものなどがあります。
チラシ印刷を印刷会社に依頼する場合、まずチラシの印刷部数を決定し、チラシデータを作成します。印刷部数、チラシのサイズ、紙質、使用する色数、入稿データの形式などをもとに、印刷会社に見積もりを取得します。見積もりに納得した場合、チラシデータを作成したものを印刷会社に渡します。印刷会社では入稿後、データのチェックを行い、印刷を開始します。印刷が完了した後、宅配便で完成物をお届けし、チラシ印刷は完了します。
西本高速印刷の場合、全国からご注文を承っていますが、福岡近郊のお客様の場合は、ご来社いただいて受け渡しを行うこともできます。また、当社の担当者が直接納品に伺うことも可能です。

プロの印刷所に任せる大きなメリットとは?

少量のチラシ印刷であれば、自社で印刷をすることもできるでしょう。しかし、自社で印刷をする場合、所有している印刷機によってはトナーカートリッジ代やインクカートリッジ代のコストがかかるため、チラシ1枚当たりの単価が高くなる可能性があります。また、従業員にチラシ印刷を任せると残業などが発生し、人件費もかかります。さらに、自社で印刷できる部数には限界があるはずです。
プロの印刷所にチラシ印刷を頼めば、手間なく、一度に大量のチラシを印刷することができます。トナーカートリッジ代やインクカートリッジ代、人件費などを鑑みると、自社で印刷をするよりも、印刷所に依頼した方が1枚当たりのコストは抑えられるケースがほとんどです。
また、チラシは集客を目的として配布するものであり、チラシの内容が魅力的でなければ、チラシを受け取る人の注目を引くことができません。プロの印刷所にチラシ印刷を任せると、専用の印刷機を使用するため印刷の質も高く、チラシを受け取った人の目にも止まりやすい、好印象のチラシを作成できるでしょう。

コスト削減!大量チラシ印刷の秘訣

コスト削減!大量チラシ印刷の秘訣

チラシの語源は、ばら撒くことを意味する「散らし」です。特定の人だけに配布するのではなく、不特定多数の人に商品やサービス、イベントなどを広くアピールすることがチラシ配布の目的となります。したがって、チラシは少量の配布で大きな効果を期待することはできません。大量に印刷したチラシを、広く配布すればするほど情報は伝播しやすくなり、チラシ配布の効果を得やすくなるのです。
では、どうすればコストを抑えながら大量のチラシを印刷できるのでしょうか。

単価を下げる!大量印刷のコツ

チラシ印刷の単価を下げるコツは、まとまった量を発注することです。チラシ印刷をする際には、印刷用の版面を作ります。版面の制作は、印刷部数に関係なく発生するものであるため、印刷部数が多くなれば多くなるほど1枚当たりの単価は安く抑えられるのです。
したがって、大量のチラシ印刷をする際には、少量ずつ数回に分けて発注するのではなく、必要部数をしっかりと計算し、まとめて一度に大量発注することをおすすめします。
例えば、福岡市の西日本印刷では、A4サイズの片面カラーのチラシを作成する際の印刷費用は、500枚の発注を頂いた場合は17,730円、10,000枚の発注を頂いた場合は50,360円です。1枚当たりの単価で考えた場合、500枚の発注の場合は1枚当たり約35.5円となりますが、10,000枚の発注の場合、1枚当たりの単価は約5円になるのです。 35.5円と5円ではなんと、単価に約7倍もの差が生じます。(コート紙73kまたはマットコート紙70kを使用した場合の比較です。)
したがって、できるだけ単価を抑えたい場合には、複数回に分けてチラシ印刷をするのではなく、まとめて一度に印刷を発注した方が1枚当たりの単価を大きく抑えることができるのです。
チラシ印刷をする際には、まとまった部数での印刷をおすすめします。

コスト削減につながる印刷素材の選び方

チラシ印刷のコストは、印刷部数だけでなく、選ぶ紙の種類やサイズ、印刷面、印刷色数によっても変わります。極力コストを抑えて大量のチラシ印刷をしたいのであれば、A3用紙よりもA4用紙を選んだ方がコストは安くなります。また、両面印刷よりも片面印刷、カラー印刷よりもモノクロ印刷の方がコストは安く抑えられるのです。
また、チラシに用いられる用紙にはいくつかの種類がありますが、薄い紙の方が紙自体のコストも抑えられます。

チラシデザインの重要性とは?

大量のチラシ印刷となると、どうしてもコストを気にしてしまいますが、大切なのはチラシを配布したことで得られる効果です。コストを削減したばかりに十分な集客効果を得られなければ、チラシの印刷費用や配布費用は無駄になってしまいます。チラシの効果を最大限に引き出すためには、チラシを見る人の目を引き付けるデザインでなければなりません。

魅力的なチラシデザインの要素

チラシを手に取ったときに、何についてのチラシなのか、商品やサービスの内容を表すキャッチコピーを目立つ位置に分かりやすく配置することが大切です。文字や画像をバラバラに配置するよりも、文字を入れる箇所や画像を入れる箇所をまとめるなどの工夫をし、一目で理解できるようなデザインにするとよいでしょう。
また、複数のフォント(書体)をバラバラに使用すると、チラシの統一感が失われ、読みにくいチラシとなってしまいます。フォントは多くても3種類程度に抑えるとよいでしょう。繊細で大人っぽい雰囲気を伝える明朝体と、力強くカジュアルな印象を与えやすいゴシック体といったように、フォントには特徴があります。フォントが見る人に与えるイメージも考慮しながら、統一感のあるデザインを作成することをおすすめします。

チラシデザインで避けるべき一般的なミス

チラシをデザインする際にありがちなミスは、多くの情報を伝えたいという気持ちが強すぎてしまい、情報過多のチラシを作成してしまうことです。情報が多すぎると、何を伝えたいチラシなのかが分かりにくくなってしまいます。チラシに記載された長文を読む人は決して多くはありません。チラシでは、写真などで目を引き、最も伝えたいことを端的な言葉で表すことが大切です。また、同じ大きさのテキストを用いると、情報の優先度合いが伝えられません。最も伝えたい情報が目立つように、文字の大きさも工夫をするとよいでしょう。
加えて、色の多用もチラシの印象に統一感が無くなり、読み手によい印象を与えられません。メインのカラーを2~3色に絞り、全体のトーンを合わせた方が洗練された印象となり、読み手にストレートにメッセージを伝えやすくなります。

チラシ印刷の質を決める!用紙とインクの選び方

どのような用紙とインクを選ぶかによっても、チラシ印刷のコストと品質は変わってきます。

チラシ用紙の種類と特徴

チラシに用いられることの多い用紙は、コート紙とマットコート紙です。コート紙は適度な光沢がある用紙で、カラーの再現性に優れています。一方、マットコート紙は光沢を抑えてしっとりとした印象を与えるコート紙で、光の反射も少ないという特徴があります。
いずれも紙の厚さによって73kと90kの2つに分けられ、折り込みチラシの場合は薄手の73k、イベントなどのチラシの場合には厚手の90kを用いることが多くなります。

カラー印刷とモノクロ印刷の違い

カラー印刷とは、シアン、マゼンタ、イエロー、黒の4色の組み合わせでさまざまな色を表現する印刷法で、モノクロ印刷とは黒のインクと用紙の色の2つの色調で表現する印刷法です。カラー印刷の方がコストはかかりますが、モノクロよりも手に取る人の印象には残りやすくなります。写真やイラストなどを使ったデザインのチラシであればなおさら、モノクロ印刷よりもカラー印刷を選ぶ方が、チラシ配布の効果を得やすくなるでしょう。

よくあるご質問

福岡市の西日本高速印刷に寄せられるチラシ印刷に関するよくあるご質問をご紹介します。

短納期での印刷は可能ですか?

西日本高速印刷では、自社の印刷工場を所有しているため短納期でのチラシ印刷にも対応しています。しかしながら、デザインや部数などによっても納期は変動しますので、詳しい納期については当社までお問い合わせください。

チラシ印刷で大量注文時の割引はありますか?

印刷部数が多いほど、お得な単価でご提案しております。チラシ印刷料金については、こちらのページでご案内しておりますが、1万枚以上のチラシ印刷をご希望の場合などは、お気軽にお問い合わせください。

デザインデータの準備について

チラシのデザインデータは、イラストレーター、ワード、エクセル、パワーポイントなどで承っております。印刷用データの修正や編集、デザインの制作についても承っておりますので、ご相談ください。

コストを抑えたチラシ印刷は「西日本高速印刷」にお任せください!

福岡市の西日本高速印刷では、コストを抑えつつも、美しい仕上がりをお約束する大量のチラシ印刷に対応しています。初めてチラシを作成する場合も、長年のチラシ印刷の経験を活かし、用紙やインクの選び方まで適切なアドバイスをさせていただきます。
また、デザインデータの修正や制作も承っておりますので、コストを抑えた費用対効果の高いチラシの印刷をご検討されている場合には、福岡市の西日本高速印刷までお気軽にご相談ください。

【監修者コメント】

チラシは紙の宣伝媒体の中でも即効性が高いもので、期間限定や店舗オープン告知など、すぐに宣伝したい場合の情報伝達には有効な手段だと思います。
もちろん配布方法や印刷部数などの展開によってその効果は異なりますが、チラシの持つスピード感のある宣伝効果は魅力的です。
簡単に印刷物の住み分けで考えると、チラシは即効性が高く短期的な情報伝達に向いており、逆にパンフレットやカタログなどの冊子はゆっくり眺めてもらう際に相性がよく、ある程度時間に余裕を持った情報の浸透を高める場合に向いていると言えます。
その為、伝えたい内容によってチラシが最適なのかという吟味がまず大事です。
またチラシの中でも記載する情報によって最適なサイズや印刷方法の選定が異なり、コストにも関わってきます。
例えば用紙サイズで言うと、スーパーなどの特売商品一覧記載には幅広いA3用紙が有効ですが、1点の商品や情報を特化してPRする際にはコンパクトに情報をまとめやすいA4の方が手に取る側も見やすいです。
何をPRするかによって選ぶ紙の種類やサイズ、色数などのベストがコスト面も踏まえて変わりますので、ポイントを押さえながら注文することをオススメします。

■監修者プロフィール

■監修者プロフィール

株式会社ウイングフォーム 代表取締役 伊藤友也

広告代理店勤務を経て、地元である埼玉県さいたま市地域の広告物に特化して取り組める環境をと思い、株式会社ウイングフォームを起業。主に企業や飲食店のチラシや封筒、ポスターなどのDTP印刷、ホームページ制作および広告代理業などを行い、地元地域のみならず各地域クライアントが「根差すPR」を目指して展開。会社やお店だけでなく個人の依頼も取り扱い、数量の少ない印刷物や小回りの利くちょっとした制作物を低価格で制作できるよう努めている。